トップ > コラム > サーチコンソールの始め方
検索・集客
サーチコンソールの登録の流れと、
最初に見る3つの数字
2026年10月11日公開|執筆:合同会社Free(不動産会社のためのホームページ制作)
Search Console(サーチコンソール)は、ホームページが検索でどう見えているかを、無料で確かめられるGoogleの公式サービスです。この記事では、不動産会社の経営者・ホームページの担当者の方に向けて、登録の流れと、最初に見る3つの数字(表示回数・クリック数・平均掲載順位)の意味を、Googleの公式ヘルプをもとに説明します。
サーチコンソールとは。登録しなくても検索には表示されます
Search Consoleは、Google検索結果でのサイトの掲載順位を、監視・管理・改善するのに役立つGoogleの無料サービスとされています。登録しなくても、Google検索結果にサイトが表示されるようにすることは出来ます。登録すると、Googleがサイトをどう認識しているかを理解し、改善出来るようになるとされています(Google「Search Console の概要 - Search Console ヘルプ」)。
検索から届いたデータとして、次の内容を確認出来ます。
- 検索結果への表示頻度
- 表示された時の検索クエリ(検索語)
- クリックされる頻度
- インデックス登録(ページの内容をGoogleが分析して保存すること)やスパムなどの問題をGoogleが検出した時の、アラート
登録の前に。所有権の確認が必要です
Search Consoleを使うための唯一の要件は、Googleアカウントを持っていることです。その後、Search Consoleを開いて、サイトの所有権を追加して確認します。確認が必要なのは、所有者だけが見られるサイトの情報が表示され、Google検索でのサイトの表示に影響し得る変更も行えるためです(Google「Search Console のスタートガイド - Search Console ヘルプ」)。ブラウザは、Chrome、Firefox、Edge、Safariのいずれかの最新バージョンで、CookieとJavaScriptを有効にする必要があります(Google「Search Console の概要 - Search Console ヘルプ」)。
確認方法には、HTMLファイルのアップロード、HTMLタグ、Google アナリティクス トラッキング コードなどがあります。HTMLファイルとHTMLタグは比較的簡単とされますが、サイト ホスティング プラットフォーム(サイトを置く場所を提供するサービス)では使えない可能性があります。また、サイトのホームページは、認証を要求出来ず、ログインしていないユーザーでもアクセス出来る必要があります(Google「サイトの所有権を確認する - Search Console ヘルプ」)。
確認方法は、複数追加出来ます。既存の方法が使えなくなった場合に備えられます。例えば、誰かがテンプレートを変更してタグが消えた場合です。追加するには、対象プロパティの[設定]ページで[所有権の確認]をクリックします。確認済みの唯一の所有者がチームから離れた場合は、所有権の確認を行って、アクセスを維持(または回復)する必要があります(Google「サイトの所有権を確認する - Search Console ヘルプ」)。
向いているケース:ホームページを制作会社やサービスで運営している場合です。確認方法を試す前に、サービスのヘルプページで、Search Consoleの確認の手順を調べてください。
プロパティの種類。ドメインとURLプレフィックスの違い
「プロパティ」とは、Search Consoleで確認・管理出来る個々のアイテムを指す用語です。ウェブサイトのプロパティは、共通のドメイン(ホームページの住所)またはURLプレフィックス(住所の先頭部分)を共有する全てのページを表します。追加には、対象のサイトまたはその一部の所有を証明出来る必要があります。ドメイン全体のプロパティと、サイトの一部に限ったプロパティを作れます(Google「ウェブサイト プロパティを Search Console に追加する - Search Console ヘルプ」)。
URLプレフィックスのプロパティでは、URLにhttp://またはhttps://を含めます。httpとhttpsの両方に対応しているサイトは、プロトコル(通信方式)ごとに、個別のプロパティを追加する必要があります。例えば、http://example.com/ で作ると、https://example.com/ や http://www.example.com/ のページは含まれません。ドメインプロパティは、サブドメインと複数のプロトコルをまとめて含みます。ただし、Googleがホストするサイトを除き、DNSレコード(ドメインの設定情報)の確認で所有権を証明する必要があります(Google「ウェブサイト プロパティを Search Console に追加する - Search Console ヘルプ」)。
プロパティを追加しても、Google検索でのサイトに影響することはありません。Googleでのサイトのパフォーマンスを追跡出来るようになるだけです。一度に作業を完了出来ない場合や、設定に問題がある場合でも、ホームページに悪影響はないとされています(Google「ウェブサイト プロパティを Search Console に追加する - Search Console ヘルプ」)。
最初に見る3つの数字。表示回数・クリック数・平均掲載順位
パフォーマンス レポートには、次の3つの指標が表示されます(Google「表示回数、掲載順位、クリック数とは - Search Console ヘルプ」)。
- 表示回数:サイトへのリンクがGoogleで閲覧された頻度です。
- クリック数:Googleからサイトへのリンクがクリックされた頻度です。
- 平均掲載順位:リンクのGoogleでの掲載順位の相対ランキングです。1は1位を表し、Google検索の検索結果についてのみ表示されます。
平均掲載順位は、全ての表示についての平均です。リンクの掲載順位は、表示のたびに変わるためです。レポートの値は、リンクに付与された最上位の順位を、表示される全てのクエリ(検索語)で平均したものとされています。例えば、あるクエリで2位・4位・6位に出た場合は2位、別のクエリで3位・5位・9位に出た場合は3位として数えます。リンクが実際に表示されなかった検索は、順位が記録されません(Google「表示回数、掲載順位、クリック数とは - Search Console ヘルプ」)。
正直にお伝えすると、Search Consoleは数字を見るための道具です。登録しても、検索順位や問い合わせの数は約束出来ません。Googleは、問題検出の通知を受けた場合を除き、ほとんどのユーザーは月に1回、サイトの簡単なチェックを実施すれば十分としています(Google「Search Console のスタートガイド - Search Console ヘルプ」)。自社の担当者が月に1回見られるなら、外注は必須ではありません。ただし、HTMLの編集が必要な確認方法は、サイトを管理している方への依頼が要る場合があります。
URL検査ツールで、1ページごとの状態を確かめます
URL検査ツールでは、Googleのインデックスに登録されたページの情報を確認出来ます。公開URLがインデックス登録可能かのテストや、Googleによるクロール(ページの巡回)のリクエストも出来ます。新しい物件ページを公開した後に、そのURLを検査する、といった使い方が考えられます(Google「URL 検査ツール - Search Console ヘルプ」)。
ただし、「URL は Google に登録されています」と表示されても、検索結果に必ず表示されるとは限りません。インデックス登録をリクエストしても、ページが表示されるとは限りません。表示されているかの最終確認は、Google検索でそのURLを検索します(Google「URL 検査ツール - Search Console ヘルプ」)。
最初にやること(手順)
- Googleアカウントを用意します。持っていない場合は、取得します。
- Search Consoleを開き、プロパティ選択のプルダウンで[+ プロパティを追加]を選びます。
- ウェブサイト プロパティを選び、ドメイン プロパティか、URL プレフィックス プロパティかを決めて入力します。
- 確認方法を選び、表示された手順を行って[確認]をクリックします。時間がかかる場合は、[後で確認]で保存して、後から再開出来ます。
- データは、数日後に表示されます。確認後に数日たっても表示されない場合は、検索でサイトが表示されていないか、URLの指定が違う可能性があります(例: httpsではなくhttpを指定した場合)。
- 月に1回、表示回数・クリック数・平均掲載順位を見ます。気になるページは、URL検査ツールで確認します。
よくある質問
サーチコンソールに登録しないと、検索に表示されませんか?
プロパティを追加すると、ホームページに悪影響はありますか?
担当者が替わっても、サーチコンソールを使い続けられますか?
※制度や画面は変わることがあります。最新の内容は、出典の公式ページでご確認ください。使える確認方法は、サイトの作り方や利用中のサービスによって異なります。個別の事情は、サイトを管理している方や、各サービスの窓口へご相談ください。
ホームページの相談は、無料です広島県内は出張も無料です。県外は、オンラインでうかがいます。
← コラムの一覧へ戻る